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【妊娠初期】葉酸は必要な栄養素


葉酸は、受精卵から赤ちゃんに育つまでに必要な設計図、DNAの合成の大きく関与するビタミンの一種です。また、神経系の組織の形成にも大きく関与しているといわれています。妊娠中の方、授乳中の方は、積極的に葉酸を摂取しましょう。

葉酸は重要な栄養素


葉酸は、体の中でアミノ酸の合成や、核酸の合成に関与するとても重要な栄養素です。核酸というのは、DNA(デオキシリボ核酸)、RNA(リボ核酸)のことを言い、細胞分裂の際、DNAがRNAの複製に関与します。核酸が合成されなければ、細胞分裂が正しく行われません。

また、葉酸を摂取すると、先天的な脊椎骨不全である、神経管閉鎖障害の一つである、二分脊椎症のリスクが低下するという報告もあります。

赤ちゃんは、受精卵から、DNAの設計図に従って、何度も細胞分裂を繰り返し、発生します。妊娠初期段階で、神経細胞が分化し、神経系の組織を形成します。妊婦さんの葉酸摂取量が不足すると、赤ちゃんが正常な成長ができなくなる可能性があります

妊娠中、授乳期の葉酸摂取


このような葉酸の作用を受け、厚生労働省は、2000年に妊娠可能な女性に葉酸を摂取するように呼び掛け、2002年には、母子手帳に葉酸接種を勧める記載がされるようになりました

成人男女の推定平均必要量が200μg、推奨量が240μgですが、妊娠期では推定平均必要量が370μg、推奨量は、400μg、授乳期では、推定平均必要量が320μg、推奨量は300μgとされています。

一般的に、通常の食生活を送っていれば、成人男女の推定平均必要量の葉酸は摂取できるとされていますが、妊娠している方、授乳をしている方は、積極的に葉酸を摂取しましょう。葉酸が多く含まれる食品は、レバー、緑黄色野菜、豆類、海藻類、果物などです。